【FormBridge×kViewer】webフォームへのログインで、回答者情報を初期値として設定できますか?
ユーザー管理(Toyokumo kintoneApp認証) を設定することで可能です。
こちらの記事では、ユーザー管理とkViewerルックアップを使った設定方法 1,000人に1,000通りの初期値を自動でフォームに入力できます! を案内しています。

設定方法
今回の設定では、FormBridgeのプレミアムコース以上、kViewerのプレミアムコース以上の契約が必要です。
1. マスタアプリを用意する(kintone)
まず、初期値として設定したい回答者情報が入っているマスタアプリを用意します。
今回は社員情報マスタを例に作成します。
・社員情報マスタアプリ(kintone)

2. 外部公開APIビューを作成する(kViewer)
kViewerで、外部公開APIビューを作成します。
ビューの作成時には1で作成したマスタアプリのURLを入力します。
『公開情報』の「kintoneフィールド」では、フォームで取得したい情報を選択します。
今回の例では「氏名」「メールアドレス」「社員番号」を自動入力させたいので、以下のように設定しています。

3. 外部公開APIビューにユーザー管理を設定する(kViewer)
※こちらの設定は任意ですが、マスタアプリに個人情報がある場合は設定を推奨します。
詳細は【kViewer】意図しない情報公開を防止するためのチェック項目の「フォームブリッジと連携してフォーム上でkViewerルックアップを設定しているときの注意事項」をご確認ください。
2で作成したビューにユーザー管理(Toyokumo kintoneApp認証)を設定します。
設定手順は ユーザー管理を登録する をご確認ください。
今回は1で作成したマスタアプリ内にメールアドレスも登録されているので、
マスタアプリのメールアドレスをユーザー管理に同期します。

この設定によって、外部公開APIビューにアクセスできる人を制限することができます。
万が一外部公開APIビューのURLが外部に漏れたとしても、ユーザー管理に登録されている人以外はアクセスができません。
4. 外部公開APIビューを公開する(kViewer)
ビューの設定が終わったら、[保存][公開]まで行います。
5. フォームを作成する(Formbridge)
Formbridgeでフォームを作成します。
フォームの作成手順は はじめから作成 をご確認ください。
6. フォームにユーザー管理を設定する(Formbridge)
※こちらの設定は必須です。
4で作成したフォームにユーザー管理(Toyokumo kintoneApp認証)を設定します。
設定手順は ユーザー管理を登録する をご確認ください。
7. フォームにkViewerルックアップの設定をする(Formbridge)
kViewerルックアップの設定を行ないます。
まず[詳しい設定>サービス連携>kViewer]にて「kViewerと連携する」をクリックし「保存」します。

「フォームのデザイン」画面でkViewerルックアップフィールドを追加します。

①推奨 kViewerルックアップフィールド(検索窓)をフォーム上で非表示にします。
②必須 手順2で作成した外部公開APIビューを選択します。
③必須 検索時に表示するフィールドを設定します。「メールアドレス」だけでも問題ありません。
④必須 メールアドレスが登録されているフィールド を設定してください。
⑤必須 チェックを入れます。
⑥必須 回答者情報を初期値として入れたいフィールドを選択します。
⑦必須 フィールドコードを「__kintoneAppAuthenticationEmail__」に変更し、保存してください。
「__kintoneAppAuthenticationEmail__」は「ユーザー管理」画面のヒントから確認可能です。

以上で設定は完了です。